医師が警告!「妊娠中の食べ物」、ここに注意 「肉は?魚は?調理法は?」ポイントを解説
「やせすぎの女性」が突出して多い日本
妊娠中は、誰もが「元気で健康な赤ちゃんが生まれてきてほしい」と願いながら過ごしているものです。
そのためには、母親は「赤ちゃんにとって必要な栄養」を、食事を通して取ることが大切なのですが、最近は「やせすぎの女性」が増え、先進国の中でも日本が突出して多く、「母体の栄養不足や低体重」が問題視されています。
実は、「母体の低体重増加」と「低出生体重児の増加」には、ほぼ相関性があります。
一時期は、「胎児の成長が過剰にならないように」と妊婦の栄養制限が行われていましたが、「胎児期の栄養状態が成人病発症と深く関係している」という「成人病(生活習慣病)胎児期発症説」が唱えられるようになるなど、最近では「適切な体重増加は必要」という考えになってきています。
もちろん、「高栄養食を取らなければならない」ということではありませんが、脳がつくられる胎児期に「どのような食べ物」を摂取するかによって、赤ちゃんの発育にも影響が出てくるのです。
では、「妊娠中の食べ物」は何に気をつければいいのか。さまざまな注意点がありますが、その中からポイントを3つ紹介しましょう。
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