医師が警告!「0歳児」の育て方、ここに注意 「抱っこ、授乳…」その認識は正しい?
「人の表情を読む能力」発達のピークは「生後6カ月」
元気に生まれてきた赤ちゃんの顔を見て、無事に生まれてきたことにホッとしたと同時に「子どもが健やかに育つためには何が必要か」「子どもの幸せのために何ができるのか」という不安や心配な気持ちも、どんどん大きくなっていきますよね。
それに、0歳児の赤ちゃんだと、まだ言葉を話せない時期なので、自分のしたことが、思ったとおりに赤ちゃんに伝わっているのか確認ができないことも多いと思います。
しかし、この時期の赤ちゃんは、まわりの人の表情を読む能力が発達していて、生後6カ月頃、視覚能力は最も高いと考えられています。また、生後6カ月頃からは「随意的な模倣」が始まります。つまり、相手の行動や表情から「その人の心を知る能力」を獲得していくのです。
その後は、生後9カ月頃から親が赤ちゃんを模倣する、すなわち「模倣されること」の認識が始まります。
このように、この時期に赤ちゃんとどう過ごすかで、赤ちゃんに「他人の表情を見分ける能力」がきちんと育つかどうかにも、大きくかかわってくる可能性もあるのです。
では、「0歳児の育て方」として、どのようなことにとくに気をつければいいのか。さまざまな注意点がありますが、その中からいくつか紹介しましょう。
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