「睡眠負債」が招きかねない4つの致命的ミス あなたの仕事、恋愛、婚活は大丈夫?

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ちなみに1晩程度の徹夜や寝不足ですと逆にハイテンションになりやすい(逆に寝すぎだと鬱っぽくなりやすい)ので、1~2日の徹夜や睡眠不足は「勢い」で何とか乗り切れてしまうことも多いでしょう。そして実は1晩徹夜するよりも、1日1~2時間など少しずつ負債をためていくほうが、より心身にダメージが大きいことがわかっています。

日常を蝕む「前頭葉の働き」の低下

いま睡眠負債について盛んにいわれているのは、高血圧、糖尿病、認知症やガンになるリスクが高まるということ。けれど実は、治療が必要になるようなこれらの病気になる前に、睡眠負債はあなたにピッタリと寄り添って悪さをしています。なぜなら、脳は「十分」な睡眠なしには「十分」に働かないようにできているからです。

睡眠不足で、最初に低下する脳の機能の1つが「全身の司令塔」ともいえる前頭葉です。今回は前頭葉の働きが低下した際に起こる、睡眠負債の日常的な弊害について説明します。

1.仕事のミス

前頭葉は「脳内の記憶を引き出す」「論理的に考える」「クリエイティブな発想をする」「適切な判断をする」「注意力を維持する」など、「賢い人」として働いてくれます。それは仕事をするうえで、どの職種の人にも必要な機能。きちんと睡眠をとっている場合に比べて(他人との比較ではなく、「自分の中での比較」で)、睡眠不足の場合は前頭葉の働きが低下して上記のスキルが低くなった結果、たくさんの「トホホ」が。

たとえば、注意力、集中力が落ちてケアレスミスが増えるのもその1つ。上司や部下からの不意の質問にうまく答えられなかったり、もしくは自分の考えをまとめるのにいつも以上に時間がかかってしまったり。いいアイディアが思い浮かばない、資料作りに異常に時間がかかる、会議や商談など勝負の場で頭がぼんやりして的外れもしくは十分に練れていない発言をしてしまったりと、自己嫌悪に陥ってしまいそうな事態が起こりやすくなります。

1~2日の睡眠不足なら勢いで何とか乗り切れますが、それが毎日だとしたらおそろしく生産性が低くなりますし、頭が冴えて絶好調な時に比べてずいぶん「能力ダウン」な仕事内容になるでしょう。さらに、睡眠負債がたまっていくと、冴えている日があまりなくなってくるので、冴えない日の自分がスタンダードになってしまう危険性もあります。

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