今回は、「独身女子がどこまで親の面倒を見るべきか」、というお話です。
「おカネと人生の相談室」にご応募いただいた中から、多くの読者の皆さんに参考になるケースを選定しました。ぜひ一緒に考えていきたいと思います。
一人になった母のために、家を買うべきか
相談者は、東京都にお住まいの25歳の会社員、北川涼子さんです。大学卒業後、都内の百貨店に勤務。現在は母と同居中です。手取り年収は約255万円、現在資産は300万円。早速、相談内容をご紹介します。
相談は以下です。母が、家賃をずっと払い続けるのは損だから、家を買うよう勧めるのです。家があれば、将来私が結婚しても母が住む家があるので安心だし、母が死んだら家は賃貸に出せば、私の安定収入源になるとも。私は、母のために家を購入したほうがいいのでしょうか。その場合、いくらまでなら住宅ローンを組んでも大丈夫でしょうか。将来、家庭を持ったときに影響しないでしょうか。
さて、皆さんはこのケースをどうお考えですか。25歳と若い涼子さんが、母親のことを心配しつつも、これからの自分の人生もあるし、どうすればいいかと悩むのはよく理解できます。ファイナンシャルプランナーとして、早速ご回答をさせていただくことにします。


















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