「妊娠を阻む病気」は、加齢でこれだけ増える

「晩産化」リスクは卵子の老化だけではない

人口の多い第2次ベビーブーム世代(1971年~1974年生まれ)が40代となっていることもあり、出産時に40歳以上の母親は2015年には5%を超えました。WHO(世界保健機関)は高年妊娠の定義を35歳以上の出産としていますが、いまや4人に1人の割合にまで高まっています。

20代と40代女性で、受診内容はどう違う?

そうした中で、妊娠・出産を考える女性がどういった疾病で受診しているのか、年齢別に分析し加齢に伴う妊娠への影響を考えていきたいと思います。分析には、日本医療データセンターが了承を得ている健康保険組合のレセプトデータベースを使用します。

分析対象となるのは、2014 年度に「不妊症」と診断された 25~29歳と40~44歳の女性3714人とし、彼女たちがその1年間で医療機関を受診する理由となった不妊症以外の疾病を集計し比較することとします。

なお、今回の分析対象は不妊症と確定診断された女性のデータにおける分析であるため、不妊症と診断されていない女性では、結果が異なる可能性があります。

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