東京五輪だ!儲かった!でも来年が心配だ! トスネットの「倍返し増配」に感動

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(撮影:尾形 文繁)
8日早朝の東京五輪開催で下値が堅くなってきたようにも見える日経平均株価。五輪開催に向けてサプライズ情報を期待していたカリスマ投資家の内田衛氏は、五輪の前後でどんな取引をしていたのか?

【9月2日(月)】先週末のNYダウは30ドル安の1万4810ドルと、4週連続で週足陰線。しかし、日経平均株価は184円高の1万3572円と反発。為替も1ドル=99円32銭と円安に振れる。

【9月3日(火)】午前3時、日経225先物9月限は、150円高の1万3720円と続伸。15時、日経平均はそのままの流れでさらに上昇し、405円高の1万3978円と大幅高。上昇幅は、1カ月ぶりの大きさ。為替もまさかの100円に迫る感じで、1ドル=99円58銭と円安進む。

ん?今年の9月はやっぱり例年と違う?

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【9月4日(水)】NYダウは23ドル高の1万4833ドルと小反発。日経平均は75円高の1万4053円と、3週間ぶりの1万4000円台回復。今年の9月はいつもの9月とは違うかも? 8月27日から30日の4日間で2053万2500円分株式を購入したが、こんなに上がるなら、日経225先物のラージ1枚でも買っておくんだったな。日経平均は9月に入ってから3日間で665円の上昇だ。

【9月5日(木)】NYダウは96ドル高の1万4930ドルと続伸。新車販売増を好感した。三井住友建設(1821)が10円高の90円で寄り付いた。理由は、橋の寿命を2倍の100年とする新技術を開発したと報道されたから。

実は、世紀東急工業を買う前に三井住友建設を買おうと注目して調べていたら、8月9日に筆頭株主である大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツが、第三回C種優先株を行使し普通株式1億3278万1818株の交付を受け、市場等を通じて売却することを目的に有価証券処分信託を設定するということで、これだけ多くの株式が市場で売られたら需給悪化で下がるのではと思い、買いを見送ったのだ。

寄り付き直後、92円まで上げる場面もあったが、大引けでは84円の4円高と上げ幅を縮めた。建設株は今回に限らず、下げるのが早いという印象がある。日経平均は9月に入り4日続伸、10円高の1万4064円で引けた。16時49分、為替は1ドル=100円をつけ、40日ぶりの円安水準。

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