ワインの作法、今さら聞けない基本中の基本 接待で株を上げる「店選び」と「マナー」

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まず予約時は、ネットではなく必ず電話で予約しましょう。なぜなら、電話の対応でお店の質がわかるからです。予約の際には、必ず次の3つを相談しましょう。

予算

事前に予算を伝えておけば、ソムリエが料理に合ったワインを選んでくれます。商談相手がワインに詳しい人であれば、その旨も伝えます。

どんなシチュエーションか

接待で使う旨をはっきり伝えましょう。料理を出す順番も、お店側が事前に心得てくれます。

ゲストの料理やワインの好み

相手の好みや情報を伝えておきます。誕生日や記念日がわかれば、お店に相談するのもOK。お店によってはデザートにそれにまつわるメッセージを入れてくれます。

下見する際のチェックポイント

さらに余裕があれば、予約したお店を下見しておくと、確度はより高まります。

下見する場合、ワインがおいしいお店のチェックポイントは次の5つです。

□大きなワインセラーがあるか

ワインの管理温度がしっかりとなされている証拠です。

□グラスの種類の多さ

ワインはグラスによって味が変わります。グラスの種類が豊富であればあるほど、ワインにこだわっているお店といえます。キッチンやカウンターの上などにかけてあるグラスをチェックします。

□グラスワインの多さ

グラスワインの多さは、ワインの回転率がいい、ワインがよく出る、ワインにこだわっているお店。目安としては、10種類以上あり、赤、白ともに違った品種で4種類以上。

□メニューにワインの銘柄とともにブドウ品種が書かれている

ワインリストがドリンクメニューとは別にあるお店、生産地やブドウの品種が書かれているお店は期待できます。

□ハウスワインがおいしい

お店の顔であるハウスワインがおいしいということは、ワインに力を入れている可能性が高いといえます。

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