お嬢様であればあるほどその育ちのよさから、他人の意見にも十分に耳を傾け、よく気をつかう方が多いと思います。お嫁さんとしてはとてもよくできていると言えるかもしれませんが、その一方、是が非でも自分の希望を通したいといった野心には欠けることがある。
今回、転科をあきらめた理由はすでにお伝えしましたが、実は夫が将来的に開業を考えており、転科してまた一から研修を受けるということをやっていたら、それを手伝う時間がなくなってしまうという背景もあったようです。家族思いであるのは結構だと思いますが、女性医師としてのやりがいを持ち、仕事に打ち込むということにおいては、少し残念な結果になってしまいました。
われわれは山田医師の考えを尊重し、それに異を唱えることはできません。しかしながら、どういう選択が医師としてよりよい人生を創るかということは、医師になる前にある程度考える必要があるのではないかと思います。
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