楽天・JAL・ANAが頼ったデータ分析の「超新星」

「どうも」が社名の由来、親日家CEOの素顔

ジェイムズ氏は投資家の顔も併せ持つ。個人資産をこれまでに約50社に投資。米配車サービス大手、ウーバー・テクノロジーズにも早い段階で出資していた。ただ、すでにウーバー株は持っていない。ウーバーでパワハラやセクハラの社内問題が表面化する前に、ジェイムズCEOは保有していた全株を高値で売り抜けたのだ。

「日本はつねにインスピレーション」

ジャシュ・ジェイムズCEOは茶目っ気たっぷりに、日本への思いを語った(撮影:尾形文繁)

「日本はイノベーションの国だ。たとえばイチゴ大福。大福の中にイチゴを入れるなんて発想は、欧米からは出てこない。ビーチサンダルもハイブリッドカーも日本企業の発明だ。”ビーチサンダルはブラジルの発明”と信じて疑わなかったブラジル人の妻が悔しがるほどだ。日本はつねにインスピレーションを与えてくれる」(ジェイムズ氏)。

実の娘は日本に住み始めて1年半になるという。日本で娘にまず教えたのは博多ラーメンのおいしい食べ方だった。豚骨ラーメン専門店「一蘭」に連れて行き、替え玉を頼むタイミングなどを自ら伝授したというのだから、ジェイムズ氏の日本好きは筋金入りといえる。

ユーモアたっぷりに話すジェイムズ氏と、ハイテクに彩られたドーモとのギャップの大きさに、米ベンチャー界の懐の深さを垣間見たような気がした。

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