話がどうもヘタな人が知らない基本中の基本 シーンに応じた王道パターンを知っておこう

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

私のスクールに来る人とお話ししていると、使用する思考フレームは、100も200も必要なく、大体その方がよく使われる思考フレームは3か4つ程度で比較的少ないです。

つまり使うフレームは職種に応じて定番化されているということです。であれば、自分にはどんな思考フレームが必要なのか? 3つか4つ用意して、あとはそれを徹底的に反復すれば、反射的に思考フレームが使えるようになります。

自転車だって、最初は何回も転ぶけど最終的にはいつでも乗りこなせるようになります。ギターだって、何度も練習すれば、譜面を見ずに弾けるようになります。反復したものは無意識レベルで使いこなせるようになるのです。

ポイントを説明する場合は

ポイントをよく説明する機会がある人には、

説明:1点目>2点目>3点目

というフレームがとても有名です。

よく下記のような話を聞いたことがありませんか?

(例)「この商品のよさは3点あります。1点目は〇〇です。2点目は〇〇です。3点目は〇〇です。」

提案書を作成する機会が多い人は、

提案書:Goal>How>Step

GHSというフレームが有効です。まず冒頭に、Goal(話のゴール・結論)を描き、How(どうやってそれを実現するのか・方法)を設定し、Step(実現していくための段取り、詳細)を記載するという流れです。

(例)残業時間が長いことが問題になっており、その解決策を提案するケース。
Goal:残業時間を半減させる。
How:会議の時間を半減させる。
Step:
1)会議時間を60分→30分に変更する。
2)会議は1人1日1回までとする。
3)会議資料は事前に共有する。

 

というような流れでパワーポイントを記載します。おそらくこれならパワーポイント1枚で収まります。

次ページ問題解決のフレームは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事