「自分にごほうびする人」は幸せになれない

ひろゆき氏が考えるおカネと幸福のルール

たとえば、「アップルの考え方が好きだからiPhoneユーザーだ」という人は、それは愛情におカネを払っていることになります。自分がおカネを払っているときに、その対象に愛情を感じるときだけ、気持ちよく、堂々と支払えばいいのです。

さて、ここまで3つのマイルールを紹介しました。ここまで読んだところで、「そんなにセコセコ生きて、幸せなわけがないじゃないか」と感じる人も少なからずいると思います。そこで最後に、おカネがあるかないかにかかわらず、「これで幸せに生きることができる!」とルールを2つ紹介しましょう。

根拠のない自信は崩されにくい

幸せのためのルール1 根拠のない自信を持つ

僕は生きるうえでつねに、「根拠のない自信」を持っています。多くの人は、年収や学歴という自信の裏付けとなる明確な根拠を持っていると思います。たとえば、東京大学を卒業して大企業に入った人がいるとします。その人は明確な根拠があるから自信があるのですが、会社をクビになってしまったら、その瞬間にとんでもなく不幸を感じてしまうかもしれません。

一方、「根拠のない自信」を持っている人は、根拠がないのだから、拠り立つものもありません。その自信というのは、崩しようがないのです。

『錯覚の科学』(文藝春秋)という本の中で、ある心理実験が紹介されています。それは、正しいことを言う弱気な人と、間違ったことを自信を持って言う強気な人がいた場合、人はどちらに従うのか、という実験です。

誰かが間違ったことを自信満々に言っているとき、中には「あれ、こいつ間違っているな」と気がつく人もいるのですが、それでも自信を持っている人に対抗しようとしません。結果、正しいことを言っているのに弱気な人より、自信を持っている人のほうが、物事を思いどおりに進めることができるのです。

自分の思いどおりに物事を進められる人のほうが、人生で幸せを感じる瞬間が増える可能性が高い。これこそ、僕が「根拠のない自信を持つ」というのは、楽しく暮らすうえで重要な要素だと考える理由です。それでも根拠のない自信を持つのは難しいというのなら、その根拠は「僕は逆上がりができる」くらいのことで十分だと思います。

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