「貯金ができない人」は支出の管理が甘すぎる 消費、投資、浪費をしっかり区別して考えよう

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目標を持って使うべきところは使い、締めるべきところは締めましょう(写真:den-sen / PIXTA)

冬のボーナス(賞与、一時金)が支給されるこの時期。まとまった収入を得て、以前から欲しかったモノの購入や旅行、レジャー、外食などにおカネを使いたくなる一方、将来に備えた貯金や投資についても気になる人も少なくないでしょう。

日本は世帯全体の約3割が貯金ゼロ

金融広報中央委員会が11月に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」(2人以上世帯調査、2016年)によれば、1世帯当たりの金融資産保有額の平均値は1078万円ながら「金融資産を保有していない」と回答した世帯は30.9%に上ります。中央値は400万円。つまり、平均値は上位の富裕層に引き上げられている一方で、日本は世帯全体の約3割が貯金ゼロという状態です。

おカネを貯められない人は支出にムダがあるケースが少なくありません。とはいえ、どのように支出を抑えればいいのでしょうか。

私は今まで、1万人を超える方々の、家計に関する相談に乗ってきました。「夫婦でしっかり倹約しているつもりなのに、貯金が増えない」「収入は安定しているのに、なんとなくおカネを使ってしまい、残っていない」「パチンコや買い物などにハマってしまい、借金が……」という方まで、さまざまなお話を聞いてきました。

拙著『3000円投資生活』では月々3000円から始める投資について詳しく解説していますが、まずはおカネをきちんと管理し、ムダな支出をおさえ、強い家計をつくることができて初めて、無理なく貯金と投資を行うことができます。

人には、それぞれに合った「おカネステージ」があります。おカネステージとは、

●第1ステージ:おカネを管理する

●第2ステージ:おカネを学ぶ

●第3ステージ:おカネを活かす

のことです。第1ステージは、家計簿を使っておカネの流れを把握する、ムダな支出をおさえる、少しずつ貯金を始めるなど、実生活に関わるおカネをマネジメントしていく段階。第2ステージは、おカネを今後どう活用するか基本的な知識を学ぶ段階で、投資を実践するのは第3ステージです。

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