大量の汗!楽しくてクセになるスパイス入門 味を調えるだけでなく体調を整える効果も

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その後、スパイスは面白い、もっと知りたいと思って調べ始めたという高木さん。そこで出会ったのが南インド料理だった。

「南インド料理って、日本人の感覚だとホントに謎なんです(笑)。ミールスという、お米を主食にした定食があるんですが、中央にライスが、その周囲にカレーや副菜が10種類近くもある。それらにはほぼすべてにスパイスが使われている。そんな料理のレシピや歴史を調べて、気づいたらハマってました」

高木さんがこれまでに作ったカレーのバリエーションは50種類以上。また、カレー以外でもスパイスの使い方は多岐にわたり、簡単に取り入れられるそう。たとえば、野菜をスパイスで蒸し煮した「サブジ」や、スパイスや肉・魚で作る米料理「ビリヤニ」などがある。

このほか、カレーにもよく使われるスパイスにおいしさに加えて体調管理に役立つ可能性があるという。アレンジレシピとあわせて学んでみよう。

肝機能向上も

■ターメリック

別名・秋ウコンとも呼ばれるターメリックは、殺菌作用があるほか、肝機能向上も。

オーソドックスな使い方でいえば、ターメリックライス。炊飯器にバターと塩、ターメリック、ベイリーフ(ローリエ)を入れて炊けば出来上がり。市販のカレーも、これにかければワンランク上の仕上がりに。また、単にじゃがいもをターメリックと塩で炒めるだけでもエスニックな雰囲気を盛り上げる付け合せになる。

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