小池都知事は「ウルトラ右翼の独裁者」なのか 「日本ファーストの会」に見えるその国家観

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8月10日、定例会見での小池百合子都知事。豊洲移転中止を決めた文書の管理をめぐり、その「独裁者体質」が浮き彫りになっている(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

衆議院の早期解散がささやかれている。その原因となっているのが政治団体「日本ファーストの会」だ。7月にこの政治団体を創設した若狭勝衆議院議員は、10月10日までの新党結成を明言した。というのも、10月22日に衆議院選の投開票が行われるとするならば、この日は公示日となるからだ。

「にほん」ではなく「にっぽん」

その「日本ファーストの会」は「にほんふぁーすとのかい」ではなく「にっぽんふぁーすとのかい」と読む。これは8月7日の会見で若狭氏がわざわざ断りを入れたもので、その目指す方向性を示したかったに違いない。保守で右系の最大級組織で、安倍晋三首相と近いとされる日本会議も、読み方は「にっぽんかいぎ」だ。自民党よりも右にウイングを伸ばした「たちあがれ日本」も、「たちあがれにっぽん」だった。

一方で「日本新党」や「日本共産党」は「にほん」と読み、「にっぽん」とは言わない。「日本社会党」や「日本未来の党」はこだわりがないようだ。なお「にほん」と「にっぽん」はどちらが正式なものなのかは決まっていない。ただ「にほん」よりも「にっぽん」と読むほうが古いらしい。NHKも正式な国号としての「日本」は、「にっぽん」としている。

こうして見ると、若狭氏が「にっぽん」にこだわったのは、保守層を意識している証拠だ。実際に若狭氏は会見で、「自民党に代わる保守の受け皿が必要」と述べている。

余談だが、森友学園問題で話題の人となった籠池泰典前理事長について次のように解説をする人がいた。「彼は日本会議のメンバーだというが、あの人は本物の右翼ではない、日本会議を『にほんかいぎ』と読んだからだ」。

さて気になるのは「日本ファーストの会」と小池百合子東京都知事との関係である。

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