プログラミング教育の現場でわかったこと これは想像以上にハイレベルなものだ
この方針は、小さな子どもの興味がそもそも幅広いことに加え、自分たちが学んでいることと社会との関わりを、よりビビッドに理解してもらうためなんだそう。
それもあって『Kicks』では、定期的に生徒たちの“発表会”も開催しており、そこでは単に完成した製作物の紹介だけではなく、何故このテーマを選んだか、製作物がどのように応用できるかといったことを発表するプレゼンテーションまで行うという。プレゼンにはパワーポイントを使う場合もあるというのだから、もはや「ビジネス」の授業といっても過言ではないレベル。こんな授業を、小学校低学年で学んじゃうんですよ、旦那さん!
ロボット製作を含む上級コースもある
ちなみに、今回体験した『スタンダード』クラスを含む『Kicks』のコースの先には、同じくレゴ社の『マインドストーム』という、いわば『WeDo2.0』の上級版にあたるキットを使った、ロボット製作を含む高度な技術を学ぶ『Crefus』コースも用意されているとのこと。
ここまで進むと、自分で迷路を脱出するロボットや、サッカーをするロボットなどが製作できるという。いやはやなんとも末恐ろしいというか、日本の未来は明るいというか、ますますオッサンの居場所がなくなりそうというか。
想像を遥かに超える内容に驚愕した、子どものための「プログラミング」教育の現場。まったく同じ内容でもいいから、というか、むしろまったく同じ内容がいいので、オッサンのための教室があったら、ぜひ通ってみたいと思うのは、筆者だけではないはず、ですよね??
(取材・文:石井敏郎)
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