男性社員についても少々触れているが、詳しくは7月7日配信「新人の『上司ウケ』髪型はこの3点を押さえよ」に出ているので、そちらをご覧いただきたい。
まずは髪の色から。かつてほど髪を明るくする人は減ったが、髪が太い人や毛量が多い人は、やや明るめの髪色にすると、表情が明るくなり、見た目の印象がよくなるという。
「髪が黒い人は、気持ち明るくするために、ヘアカラーをするのもすてきです。ワントーンほど上げたダークブラウンくらいならば問題ないでしょう」(三輪さん)。先述した金髪に近い髪は論外だが、少しだけ明るめのダークブラウンくらいなら、オフィスヘアとして十分通用するだろう。
もっとも、三輪さんは「美容室でカラーをオーダーするときには慎重に」と注意する。
「『業種によってヘアスタイルのOKが違う』という意味では、美容業界ほどカラーのストライクゾーンが広い世界はない。『気持ち明るめで』と頼んでも、彼らが認識する『気持ち』は、ものすっごく明るい場合が多々あります。具体的に業種や職種を伝え、色見本なども見せてもらいながら、オーダーするのがいいでしょう。そういう意味ではむしろ自分で色を選べるホームカラーが間違いないし、断然リーズナブルですから、新人社員の方にはこちらがオススメですね」(三輪さん)
ただ、カラーをするうえでいちばん気を付けるべきは、髪が伸びはじめて根元の部分が「プリン状」になってしまうことだという。
「多くの企業、先輩社員などが口にするのが『清潔感のある髪型』というフレーズです。色ムラが目立つとどうしても清潔感がなくなってしまう。そういう意味でも、明るすぎる色はプリン状態になったときにより目立つので、避けたほうがいいでしょう」(三輪さん)
フェミニンな雰囲気が出せる「巻き髪」。言うまでもなく就活のときはご法度だっただろうが、社会人になれば解禁していいだろう。三輪さんも、堅めの業界でなければ、問題ないという。
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