早稲田直系の付属校は「山」で秀才を育てる

東京ドーム約15個分の校地全体が生きた教材

早稲田大学直系の「早稲田大学本庄高等学院」(写真:筆者撮影)
名門進学校で実施されている、一見すると大学受験勉強にはまったく関係なさそうな授業を実況中継する本連載。第13回は早稲田大学直系の「早稲田本庄」を追う。

校地内に希少野生動物だったオオタカが生息する

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早稲田大学本庄高等学院は、上石神井にある早稲田大学高等学院と並ぶ早稲田大学直系の付属校。約99%が早稲田大学に進学する。女子に関しては埼玉県の最難関。都内から新幹線で通学する生徒も多い。中学校は併設していない。

上越・北陸新幹線「本庄早稲田駅」を出るとそこはすでに早稲田大学本庄キャンパスの敷地である。高校は通称「大久保山」と呼ばれる緑深い丘陵地帯の中にある。高校に向けて歩き出すとすぐに「まむしに注意」の立て看板が目にとまる。校地面積は東京ドーム約15個分、東京ディズニーランドの約1.6倍。毎日が林間学校のような学校だ。

同校で2017年度から3年生を対象に始まった「大久保山学」という授業の様子をのぞいた。大久保山には希少野生動物だったオオタカをはじめとする多くの野生動植物が生息する。古墳が複数あり、古代の埴輪や土器も多く出土する。その自然環境や歴史的遺産を「生きた教材」として、学際的かつ総合的な視点から取り組む教育プログラムだ。

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