「幕末、最強の剣士」は結局のところ誰なのか 「坂本龍馬、沖田総司、高杉晋作…」総合力は?
「剣豪」龍馬を恐れた徳川幕府
2017年6月、坂本龍馬が書いた直筆の手紙が新たに発見されました。
この手紙は、彼が暗殺される1年前の慶応2年(1866年)に、兄・権平らに送ったものです。手紙の前半には、その年の1月に遭遇した「寺田屋での襲撃事件」が詳細に記載されています。
薩長同盟成立後、幕府は、これを仲介した龍馬を指名手配し、潜伏先だった旅館「寺田屋」を襲撃しました。
このとき、数に勝る幕府の役人は、龍馬を追い詰めながらも、なかなか斬り込めませんでした。
それは、龍馬のもつ拳銃が脅威だったこともさることながら、龍馬が「剣の達人」であるのを幕府側が知っていたからです。終始尻込みした幕府の役人たちは、ついには彼を取り逃がしてしまいます。
幕末期には、龍馬をはじめ、新選組など数多くの優れた剣士たちが各方面で活躍していましたが、はたして誰がその中で「最も強かった」のでしょうか。
今回は「幕末、最強の剣士」をテーマに、選りすぐりの剣の達人たちを解説します。



















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