さて、スタバといえば、ドリンクを好きにカスタマイズできるのが魅力ですが、ここでアメリカにいる「カスタマイズの猛者」はどんな注文をしているのかを紹介しますね。
私の友人はつねに、ベンティサイズの「Red Velvet Cake Crème Frappuccino(レッドベルベットケーキクリーム・フラペチーノ)を注文します。
レッドベルベットケーキとは、生クリームがたっぷりかかった赤いラズベリー味のスポンジケーキで、アメリカでは誰もが知っている定番ケーキ。これにインスパイアされたドリンクは、モカソース、チョコレートチップ、バニラシロップと生クリームが層になった、スイーツ好きにはたまらない代物です。
彼女のカスタマイズはここから。まず、バニラシロップではなくヘーゼルナッツシロップに替えて、生クリームを増量し、チョコレートソースを追加して……と書いているうちにお腹いっぱいになりそうなドリンクにカスタマイズするのです。
こんなふうにこだわりがある人は、カスタマイズにも時間をかけるため、たまにレジ前が行列になることも。中には、カスタマイズしすぎてドリンクが40ドル超えなんてスゴイ人もいます。
アメリカならではのスタバメニュー
さて、ここまで来たら英語から少し離れて(笑)、アメリカのスタバで見た伝説のすごいドリンクを紹介しようと思います。
アメリカ人が大好きなチョコレートと言ったら、「ヌッテラ(Nutella)」。よくパンやクレープなどに塗って食べるチョコレートソースなのですが、これを使ったかなりチョコ味の濃い「ヌッテララテ」がありました。これにチョコレートシロップ、ヘーゼルナッツシロップ、トップには生クリームにキャラメルソースで蓋(ふた)をするという……書いているだけでシュガークラッシュが起きそうなドリンクですよね。チョコレートラバーは試してみる価値があるメニューでしたよ。
もう1つ、この春に販売されていたインパクト大のフラペチーノがあります。その名も、「Unicorn Frappuccino Blended Crème(ユニコーン・フラペチーノ・ブレンドクリーム)」。私の漫画教室の生徒たちもこぞって買っていましたが、期間限定で出た途端、売り切れ続出。SNSでもたくさんアップされていたので、見たことがある人も少なくないでしょう。
名前からして派手な感じですが、なんといっても色が強烈。ピンク、紫、水色のレイヤー。トップは生クリームで虹色のパウダーがかかっています。生徒たちに味を聞いたら、ガムと歯磨き粉が混ざったようだと言っていました。それでもいいんですって! 「インスタグラムに載せたいから買ったんだもん」と、あっけらかんと言っていました。しかしガムと歯磨き粉の味っていったい!? 同じスタバといっても、これだけメニューの違いがあれば、世界中のスタバの限定メニュー試すのも旅の楽しみの1つかもしれませんね。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら