「英語を聴ける人」がコッソリやってる練習法 今年こそ上達!「ものまねメソッド」のすすめ

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今年こそ「聴き取れる」ようになりたいなら、この練習をしてみてください!(写真:Fast&Slow / PIXTA)
これからは、英語が不可欠だ。
そう言われ始めてから、はたしてどれくらいの時間が経っただろうか。会社からTOEIC受験を強制され、嫌々勉強しているビジネスパーソンも多いはずだ。しかし、「英語を使いこなせる日本人」は、なぜいまだにこれほど少ないのだろうか。
大前研一監修、ビジネス・ブレークスルー大学編の新刊『プロフェッショナル イングリッシュ』が刊行され、12月2日には刊行記念イベントが行われた。執筆者のひとりである花田徹也氏が紹介した、最強の「リスニング・トレーニング方法」の概要を紹介する。

 

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英語を苦手としている方の中には、ネイティブの言っていることがわからない、すなわち、リスニングが不得意な方も少なくないと思います。

言葉によるコミュニケーションは、キャッチボールにたとえることができます。いわずもがなですが、キャッチボールは相手の投げてくるボールを「キャッチ」できなければ成立しません。つまり相手の言っていることがわからなければ、コミュニケーションは成り立ちようがないのです。

ネイティブスピーカーというのは、野球にたとえるとメジャーリーガーです。たとえ、彼らが私たちのことを慮ってゆっくり投げてくる英語でも、私たちにとってはものすごい剛速球に感じられるはずです。残念ながら、彼らはそれ以上ゆっくり話すことができないので、ネイティブスピーカーがナチュラルに話す英語をそのままのスピードできちんと聴き取れるように、私たち自身がならなくてはいけないのです。

リスニングを苦手にしている方には、少々腰の引けてしまう話かもしれませんが、効果抜群の練習方法があるので、ご紹介したいと思います。

次ページ聞き流しではネイティブの音は聞けるようにはならない
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