非常に美味なスペイン料理
こちらは気候も快適で、夏は本当に暑いのだが空気がカラっと渇いているので長時間歩いても汗をかかない。このカラッとした太陽の下で飲むスペインの地ビールとチョリソー(非常に安価でおいしい)、そして名物のガスパーチョ(冷製トマトスープ)やパエリアは非常に美味で、スペインの風土だからこそ楽しめるぜいたくな瞬間である。
スペイン料理は長年ムスリムの影響を受けたからか、スパイスやガーリックが効いていて他のヨーロッパ料理にありがちなクリーミーすぎるということがなくアジア人の舌に合う(実際、韓国人と中国人の観光客が非常に多い)。私のお気に入りはイカやエビをガーリックオイルで揚げた、ガンバ・ピルピルなどである。
私はスペイン料理が好きで日本にいたときもタパスなどによく行ったものだが、本場のものと比べると格段に味と雰囲気が劣る。やはり本場でエビとイカのタパスとミートボールを、フローズングラスに入れた半分凍っているビールで胃袋に流し込むのが最高だ。
なお驚いたのはスペインのどこに行っても中国人のおばさんが雑貨屋やレストランを経営していたことだ。このどこの国に行っても(本当に、西欧・東欧どこ行っても中国人の普通のおばさんがお店を開いていた)、夜いちばん遅くまで働く中国の方々のバイタリティに敬意を表する次第である。
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