「快適度」は東松島市が昨年6位からトップへ浮上
居住環境の整備具合などを示す「快適度」は、東松島市(宮城)が昨年6位から今年1位に浮上した。仙台市と石巻市の間に位置し、仙台市から北東30kmの距離。石巻市と隣接している。人口は約3.9万人(2015年国勢調査)。「都市公園面積(人口当たり)」と「新設住宅着工戸数(世帯当たり)」の2指標は昨年に引き続き全国1位。今年は、「汚水処理人口普及率」が昨年431位から今年363位に、「転入・転出人口比率」が昨年391位から今年173位とそれぞれ上昇したことが寄与し、1位に浮上した。
2位は総合ランキング3位の長久手市(愛知)。2012年1月に市に昇格。住みよさランキングに初めて登場したのが2012年のランキングからとなるが、そのときから昨年まで当部門5回連続1位だった。初登場以来続いていた連続1位の記録が今回で途絶えた。「転入・転出人口比率」は昨年に引き続き1位だったが、「新設住宅着工戸数(世帯当たり)」が昨年1位から今年39位に下がったのが影響した。
3位は福津市(福岡)。北九州市と福岡市の両政令市の中間に位置する。人口は約5.8万人(2015年国勢調査)。昨年2位から順位を1つ下げた。「転入・転出人口比率」「新設住宅着工戸数(世帯当たり)」の2指標が1位。偏差値は昨年より上昇しているが、1位の東松島市に追い抜かれる格好で今年3位に後退した。
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