まず、よくある「飲み会トーク」のNGが、周りの話を聞かず「自分の話」ばかりする、「武勇伝」をやたらと語ることです。
「自分語り」「武勇伝」「説教」は要注意
【1】「自分の話」ばかりする、「武勇伝」をやたらと語る
「先週、奈良に行ってきたんだけど、俺は奈良のよさを再認識したね。俺が思うに、あそこは京都に比べると……」
飲み会の席で、話を全部持っていく人っていませんか? 特に普段から「自分語り」が多めな人は、お酒を飲むと、さらに「自分語り」の傾向がエスカレートしがちです。
しかし、あまり「自分の話」ばかりをしていると、だんだん場が白けてしまいます。「自分の話」は3割程度に留め、「相手の話」もちゃんと聞くという意識を持ちましょう。
また、飲むと過去の「武勇伝」をやたら語る人がいますが、これも同じです。
部長さんや取締役など、「ちょっと偉い人」に多い傾向がありますが、その「武勇伝」は部下にとっては「何度も聞かされている話」だったりします。まわりの人が気を使って聞いてくれていることをおもんぱかりましょう。
【2】すぐに「説教」を始める
「君ね、いつも説明が足りないよ、言わなくても相手がわかると思っていたら大間違いだよ」「この間の得意先との会食だけどさ、相手がしゃべっている間は物を食べずにちゃんと話を聞かないと……」
お酒が入ると、すぐに何かと「説教」をする人は、職場の上司や先輩にいないでしょうか? 日頃は「言うまでもないか」「仕方がないか」と胸の内にためていることが、お酒を飲んで「自己解放」が起こったことで、つい口から出てしまったりするのかもしれません。
上司として、部下の気になる部分を直してほしいとか、このままでは心配ということなど、いろいろあるのでしょう。
でも、それはお酒の席ではなく、ちゃんと「しかるべき場」を設けて、1対1で話すほうが相手にきちんと伝わるはずです。
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