それから、よくありがちなNGが、「無礼講」という言葉の解釈を間違ってしまうことです。
「上司は上司」という意識を、飲んでも忘れずに
【5】本当に「無礼講」をしてしまう
これもよくありがちなのですが、上司に「今日は無礼講だから」と言われてはしゃぎすぎてしまい、本当に「失礼なこと」をしてしまうパターンです。
無礼講だからと上司を「君づけ」で呼んで、翌日に大目玉を食らった新人社員がいました。あと、酔っ払うと「タメ口」で話し始める人もいますよね。無礼講とは、「上司・部下を気にせずに、それぞれ思い切り楽しもう」という意味です。「上司に無礼なことをしてもいい」ということではありません。
そもそも、日本の会社社会において「無礼講」は難しいのではないでしょうか。「無礼講」と言われても、「上司は上司」という意識を忘れずに、節度を持って接するのがいいと思います。
【6】「政治談議」を得意げにする
特に男性は、お酒を飲みながら「政治談議」をするのが大好きですよね。
政治に関心をもって話をすること自体はいいのですが、問題はその話の行き着くところです。というのも、こういう話は、かなりの確率で「日本はもう救いようがない」「お先真っ暗」という話に終着しがちだからです。
もちろん、本当に日本の未来を心配して憂えているのでしょうが、お酒の席で「お先真っ暗」な話ばかりというのも、聞いているほうは正直つらいものです。
これも程度を考えて、「暗い話題」ばかりにならずに「明るい話題」も出せるように、話の内容も上手に切り替えられるといいですね。
それに、宗教も同じですが、世の中にはいろいろな主義主張や信仰の人がいるので、「政治」や「宗教」の話は、飲み会の「当たり障りのない話題」としては、あまりふさわしくないと私は思います。
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