集中力を下げる!ダメな行動「ワースト3」

「手のひらを3秒見つめる」ほうがずっといい

実は、自分では集中力を高めているつもりの行動が、逆にマイナスに作用してしまうこともあります。間違った行動をとっていないかどうか、この機会に普段の自分を振り返ってみてはいかがでしょうか。

ワースト行動その1 火事場の馬鹿力で乗り切る

アドレナリンを出しつつ短期間で物事を片づける「火事場の馬鹿力」は、つねに一定のパフォーマンスが求められるような仕事には不向きです。一気に頑張りすぎると、どうしても疲れや不満がたまってしまうからです。

集中したいことがあるときには、リラックスした状態で緩やかに始めること。これが長続きする集中のコツです。私は集中したい仕事があるときには、まずはゆっくりと腹式呼吸をして呼吸を整えるところから始めています。

燃え尽き症候群に注意

ワースト行動その2 切りのいいところまでやりきる

大きな仕事の到達点が見えてくると、一気に集中して完成させたくなるものです。でも、すべてが終わる前に次の仕事にも手をつけてしまうのが賢いやり方です。なぜかというと、大きな仕事であればあるほど、完成後には燃え尽きてしまい、次の動き出しまでに時間がかかってしまうから。

燃え尽き症候群にならないためにも、目の前の仕事が8割方終わったら、次の仕事にも意識を向けるようにしましょう。仕事のゴールが見えて気分がアップしている状態なら、集中力を上手に移行することができます。

ワースト行動その3 優先順位をつけて仕事をする

大切なことに力を注ぐというのは、正しい仕事のやり方です。ただ、誰もが限られた集中力のなかで仕事をしています。ですから、仕事のすべてに集中力を発揮しようとするのは無理な話です。

たとえば、営業という仕事の行動を細分化すると、「アポ取り」「事前準備」「訪問あいさつ」「商品説明」「クロージング」となります。この場合、大きな目的に直結する行動はクロージングです。ということは、できるかぎりクロージングに集中力を傾けることが大切だということです。

このように、大きな仕事や多くの仕事を抱えているときほど、いらないものを捨てていく“劣後順位”のスタンスが求められます。優先順位ではなく劣後順位で判断していくことで、そのときに集中すべきタスクを限定できるのです。

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カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。