「ボーナスを貯金しない人」に欠けている視点 月々の赤字補塡で終わっていませんか?

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オススメなのは、お小遣いの額だけでなく、使途も明確にすること。たとえば、お小遣いの対象を、仕事中の食費と雑費のみにしたりと、実態に合わせて柔軟に考えてください。外食費や被服費、美容費など、どこまでお小遣いでカバーするのかを考えてみると、お小遣いの設定の甘さが過剰な支出の温床となっていることがわかるかもしれません。

ネットショッピングが多い

女性に多いのですが、男性も注意してください。夜中のネットショッピングは危険です。危険というのはセキュリティのことではありません。買い物をするという行為が、ストレス解消の手段となっているケースが多いのです。

仕事を頑張るほど、ネットショッピングをしてしまう。買い物依存といってしまえばそれまでなのですが、ストレス解消の手段を別の方法に置き換える必要があるでしょう。仕事を変えるというのも1つかもしれません。筆者もよくやってしまうのですが、オンラインサイトのレコメンド(お勧め商品)で、買い物かごに1品追加してしまう事を繰り返すと、当初の買い物予定より多い買い物点数になりますので、ご注意ください。

そもそもネットショッピングをしない、という手もありますが、どうしてもサイトにアクセスしてしまう場合は、最後の「決済」ボタンを押す前に、本当にそれが必要なものなのかどうか、あるいは朝まで待って考えてみましょう。

「でもでも星人」は危ない

自分を正当化する言動をする

家計についてお話を聞いていると、その方の思考がよくわかります。たとえば、家計を改善するつもりはないのに、相談に来る人がいます。貯蓄を増やすのに、一発逆転的な裏技があると思っているのかもしれません。

家計改善の話になって、支出の一つひとつを根掘り葉掘り聞いていくと、そのどれもが生活に必要欠くべからざる内容なのです。食費の削減について意見を言うと、「でも……そこまでする必要はあるのでしょうか……」、保険料の見直しなら「でも……知り合いを通しているので。でも、最近見直したばかりで……」など。もはや何を言っても、「でも」しか返ってきません。優先順位をつけることができないのです。

それ以前におカネのことを真剣に考えていないのです。なんとなくファイナンシャルプランナー(FP)に相談すれば教えてくれるだろうという感覚でやってくる。知識は実践することに意味があります。どんなに優れた理論を持っていても、実践しなければ意味がないのです。

むしろ、理論はなくとも、実践し続ければ知恵が身に付き、やりくり上手になるもの。今回のボーナスを機に、あらためて自分のおカネの使い方を把握し、見直してみませんか。日々の家計の緩みを見直すことができれば、月々の家計も黒字化できる。そして、月々の家計が黒字化できれば、ボーナスを心置きなく貯蓄に回すことができるようになるのです。

高橋 成壽 ファイナンシャルプランナー

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たかはし なるひさ / Naruhisa Takahashi

寿FPコンサルティング株式会社代表取締役。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、金融系のキャリアを経てFPとして独立。お金を増やす、お金を守るという視点でFPサービスを提供。30代40代の財産形成、50代60代の資産運用、70代以降の相続対策まで幅広い世代に頼られている。「ライフプランの窓口」を企画運営。著者に『ダンナの遺産を子どもに相続させないで』(廣済堂出版)がある。日本FP協会認定CFP。

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