さっぱり貯金できない人は「節約」が足りない パートとプチ副業で1000万円貯めた主婦の技
ここで、具体的な節約法の一部をご紹介いたしましょう。
どんなに節水を心掛けていても、うっかり水を流し続けてしまうことは誰だってあります。「ならば元からコントロールしてしまおう!」という節約術が、止水栓を閉めて水の勢いを弱めてしまう方法。止水栓は洗面台やトイレ、お風呂場などの配管器具ごとにありますので、場所ごとに吐水量を調節できます。特に洗面台は、洗顔や手洗い、歯磨きなどがメイン。体を洗うわけではないので、水の勢いが弱くてもそれほど困りません。一括で吐水量を弱めたいなら、水道メーターの近くにある元栓で調節を。わが家はこれで年間約6000円節約できました。
わが家では定番となった冷蔵庫の「3秒ルール」。「1」で扉を開け、「2」で目当ての物を取り、「3」で閉める。扉を開けたままボーッと中を見ていると、そのあいだに庫内の温度は上がり、再び冷やそうと電力をムダに消費してしまいます。この3秒ルールを実践するためには、庫内のどこに何が入っているのか把握しておかないといけませんから、食材の管理を工夫するようになり、無駄な買い物もなくなります。冷蔵庫の扉を開けてから「何があるかな~」と考える習慣だけは改善しましょう。
節約はゲーム
ボックスティッシュは、毎日何気なく大量に使用していますが、テーブルのちょっとしたシミを拭くときなど、実は1枚を使うほどでもないことがありませんか? だったら、最初から半分にし、ムダをなくしてしまいましょう。
やり方は、まず箱をはさみで半分に切り、中のティッシュを取り出します。このティッシュもすべて半分にカットしたら重ねて箱に戻し、もう片方の箱をはめ込んで、真ん中からつまみ出せば完成です。中身を使い切ったら、箱は捨てずにポケットティッシュを入れても便利ですよ。これで年間約4800円の節約ができます。
節約はゲームです。何かを我慢しながらの節約と、楽しみながらの節約では、たどり着く場所はまったく違ってしまいます。どんな節約術でも、たった1回で劇的に人生が変わることはありません。そのアイデアを、いかに上手に使い続けていくかが大切なのです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら