「オオカミくんには騙されない」人気の舞台裏 AbemaTVでヒットを生むリーダーの仕事術

作り手が“他人事”ではヒット企画は生まれない!
――まずは『AbemaTV』の番組制作に関わるようになった経緯を教えてください。
私はそれまでずっと『ガールフレンド(仮)』というスマートフォン向けゲームのプロデューサーをしていました。辞令をもらったのは、昨年、『AbemaTV』が開局して間もなくのこと。番組制作は全く未知の領域。最初にお話をいただいたときは驚きました。
――横山さんと言えば、29歳でサイバーエージェント初の女性執行役員に抜擢されたことでも有名です。それだけのキャリアがありながら、ゼロベースで新しい分野に飛び込むのは勇気がいりませんでしたか?
そうですね。でも、実は以前スマホゲームのプロデューサーに就任したときも、ゲームの知識はゼロだったんです。なので、未知の分野に飛び込んでも何とかやっていける自信はありました。ただ、ド素人を受け入れてくれた周りの皆さんの方は大変だったと思います(笑)。先輩や社外のプロの方に話を聞きながら、少しずつ番組作りの流れを覚えていきました。