先日、あるテレビ番組で、サッカー日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏とプレミアリーグ・アーセナルのアーセン・ベンゲル監督との対談を見たのですが、そこでは日本人の弱点を指摘していました。彼らは「ルールを最大限、自分よりに活用するのは知性の証明だ」「ルールのギリギリを狙っていかないと、サッカーのスポーツ全体の進化も止まる」と言っていて、それってすごく面白い考え方だと思いました。
サッカーも最初はただの球蹴りでしたが、何のルールもない状態だと、相手の中にゴール前でずっと待っている人が出てきた。そこで、オフサイドというルールが生まれ、これを前提にしてどういう戦略を立てるかを考えるようになっていった結果、オフサイドトラップを仕掛けたり、ディフェンダーとフォワードの間で、ゴール前の駆け引きが生まれてきた。こうしたプロセスを経て、スポーツとしても洗練され、進化してきたわけです。
この記事は有料会員限定です
残り 3233文字
