メルカリ新社長「言い訳ナシに日本を伸ばす」

独り勝ちフリマアプリ、電撃社長交代の理由

国内で圧倒的な規模を誇るメルカリは新サービスも開発中、さらに攻勢に出る構えだ(撮影:梅谷秀司)
あらゆるものをスマホで簡単に売買できる便利さから、大きな盛り上がりを見せるフリマアプリ市場。そこで独り勝ちの快進撃を続けるメルカリが驚きの人事を発表した。4月14日に取締役COO(最高執行責任者)の小泉文明氏が社長(代表権は持たない)に就任し、創業者の山田進太郎氏が会長に退いたのだ(代表取締役CEOは継続)。
創業4年目で突如社長交代を発表した理由は何か、山田会長と小泉社長の役目はそれぞれどうなるのか。その真意を小泉社長に聞いた。

 

日本のサービス開発に力を入れる

――突然の社長交代でした。山田会長と小泉社長はどういう役割分担になるのでしょうか。

海外を山田が、日本を僕が担当する形になる。これまでも山田は出張ベースで海外を飛び回り、自身の6~7割のリソースを海外に割いてきた。ただ、日本でもまだまだビジネスを拡大できる余地があることを考えると、こちらの意思決定ももっとスピーディにしていきたい。そこで、日本のほうは山田から僕に権限委譲してもらうことになった。

――開発体制に関しても、これまでは「米国が9割」と明確に優先順位をつけていました。この部分も変わりますか?

米国は、もう少し現地のメンバーで担当する範囲を増やしていく。日本ではエンジニアの採用も進んだので、日本のサービス開発に携わるメンバーを増やしていく。

これまで通り海外を伸ばすのはもちろんだが、日本にもすごく大きなチャンスがある。ただ、これまで米国での成長を優先する中、手が回っていなかった部分もあった。これからは国内も「言い訳ナシ」で、ちゃんとリソースを割いて成長を追っていこうと思っている。

具体的には、メルカリのアプリのブラッシュアップはもちろん、新規のサービスをいくつか用意しているところだ。「メルカリアッテ」(利用者同士が直接会って、モノやサービスの売買を行う地域コミュニティアプリ)を手掛けている100%子会社・ソウゾウで新規の開発を進めていて、グループとしてラインナップが増えてくる段階に入っていく。

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