西野亮廣「次世代エンタメ、僕ならこう作る」 ライブ、劇場、独演会…「3つの秘訣」はこれだ
「お笑い芸人」と「絵本作家」という、異なる2つのジャンルで活躍するキングコングの西野亮廣氏。先日、自著である『えんとつ町のプペル』をネットで無料公開したことでも大きな話題を呼んでいる。
そんな西野氏が「めちゃめちゃ面白い!」と激賞している本が、『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』だ。2013年に発売され、ロングセラーとなっている。
1つのジャンルで「100人に1人」になり、さらに別の分野で「100人に1人」を目指すことで、誰でも「稼げる人になる」。その方法を説いたこの本が、西野氏の活動の大きなヒントになっているという。
今回、本の帯に西野氏に推薦文を寄せてもらったことをきっかけに、著者の藤原和博氏との対談が実現した。第6回目のテーマは「新しい次世代エンタメの作り方」。西野氏が行った「赤ちゃんが泣いても楽しめるライブ」を例に、3つの秘訣について語る。
赤ちゃん連れは「ライブ出禁」なのか
藤原:ここまでの対談で”必ず稼げる1%の人になる方法”、”誰でも勉強が好きになる秘訣”などについて話してきました。最後に、西野さんが取り組まれている「次世代のエンタメ像」について、もう少し話しましょう。「次世代のエンタメ」といえば、『魔法のコンパス』でも書かれている「赤ちゃん連れでも楽しめるライブ」が非常に印象的でした。
西野:「ライブで泣いている赤ん坊の問題」の話ですね。「子どもが小さいからライブには行きにくい」ということも聞きますよね。
藤原:僕の講演でも起こるんですが、先日も演劇鑑賞に行ったとき、近くで赤ちゃんがワーワー言っているところに遭遇したんです。1回はいいけど繰り返されると、確かに気になる。でも、西野さんはちゃんと「みんなが楽しめる秘策」を考えているところがすばらしいと思いました。
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