「ホワイトハウスの暗闘」で生き残るのは誰か 「シリア空爆」「北朝鮮緊張」で見えてきたもの

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最後はおなじみの競馬コーナーだ。

4月9日の桜花賞では、4戦4勝で単勝1.4倍人気のソウルスターリングが、悪天候のせいもあってか3着に沈み、多くのファンを脱力、悲憤、意気消沈させた。

皐月賞は人気薄のアウトライアーズで勝負だっ!

今週の皐月(さつき)賞では、そこまで頭抜けた馬が見当たらない。そこへ唯一の牝馬、3戦3勝のファンディーナが殴り込みをかける。これが人気になっているのだから、今年の3歳牡馬はまったくふがいない。昨年はマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの3強が衝突し、最後は「伏兵」ディーマジェスティが劇的に勝利したのだが。

そこでどうするか。まずファンディーナは切り。無敗馬は2005年のディープインパクト以来、来ていないのだ。したがってレイデオロも切り。皐月賞は例年、弥生賞上位組から狙うのがセオリーだが、今年は規格外と考えてカデナ、マイスタイルも軽視することにする。

桜花賞で勝ったレーヌミノル、その前の週(大阪杯)の勝利馬キタサンブラックは、ともに前走が2着だった。そこで狙い目は、前走のスプリングステークスで2着だったアウトライアーズ。2010年の皐月賞馬、ヴィクトワールピサの子どもに勝機ありと見る。

いつも言っているとおり、クラシックレースは高校野球のようなもの。特に春には番狂わせが起きやすい。だからオッズに引きずられるのは考えものだ。今年は荒れると踏んで、人気薄のアウトライアーズで勝負したい。いや、本当のことを言うと、ウインブライトとアメリカズカップにも引かれて、ずいぶん迷ったんだけどね。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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