3カ月でTOEICが400点アップした人のやり方 不可能を可能にするシャドーイング
私が中学、高校の頃は、英語の音に触れられる教材はあまりありませんでした。あったとしても非常に高額で、簡単には買えないものばかり。当時と比べると、昨今はおカネを出さなくても簡単に英語の音に触れることができます。
その代表がYou Tubeをはじめとする動画配信サイトでしょう。一部、著作権上、制限されているものもありますが、音楽から、スポーツ、芸術など、ありとあらゆる分野のコンテンツを無料で見られるというのは、本当にありがたいことです。
英語の学習は、楽しくやればやるほど上達しやすくなります。そのためには、自分が楽しいと思うコンテンツを利用することが有効です。このとき、動画配信サイトほど便利なものはありません。
また、英語のコンテンツを観て英語の音に触れること以上に効果的なのが、“シャドーイング”です。
シャドーイングとは、童謡の『かえるの合唱』のように、「カエルの歌が♪」「カエルの歌が♪」と、相手の言葉を復唱する方法です。たとえば、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行ったスピーチを教材として使う場合、スティーブが言葉を放ったすぐあとに、彼が言った言葉をリピートしてみるのです。
シャドーイングの効果はたくさんあります。特筆すべきは、リアルな発音に触れながら、それをまねすることによって体で覚えやすくなるという点でしょう。その結果、スピード感に慣れることができ、英語独特のニュアンスや、テンポ、リズムなどを体得しやすくなるのです。
英語に限らず、何事も本で読んで「知っている」というレベルでは、実戦では使いものにならないものです。体得しながら、「できる」から「やっている」というレベルにまで持っていくことで実践力が身につきます。
シャドーイングにはこんな英文を使おう
シャドーイングについては、その有効性を理解しつつも、「難しい」「うまくできない」といった理由で、少しかじっただけですぐにやめてしまう人が少なくありません。これは、とてももったいないことです。
ひとりでも多くの方が楽しく英語を学習できるよう、ここでは私が実践していた、シャドーイングを日々続けるためのコツをお伝えします。
多くの人がやってしまいがちなのは、たとえばスピーチをお手本にする場合、そのスピーチのすべてを一気にシャドーイングしようとがんばってしまうこと。これは、英語初心者にはかなりハードルが高いといえます。
スピーチをお手本にシャドーイングをする場合、最初は数行分くらいを細切れにしてやってみるのがいいでしょう。たとえば、スティーブ・ジョブズのスピーチであれば、15分弱のスピーチをいくつかのブロックに分けて行うのです。
Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college, but it was very, very clear looking backwards 10 years later. Again, you can’t connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards, so you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something ―― your gut, destiny, life, karma, whatever ―― because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.
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