3カ月でTOEICが400点アップした人のやり方

不可能を可能にするシャドーイング

シャドーイングの効果はたくさんある(写真:Taka / PIXTA)

TOEICの点数が400点アップ

今から20年近く前の出来事です。私はイギリスの大学院に進むために、会社に辞表を出しました。ところが、会社を辞める直前に受けたTOEICテストの結果にあぜんとしてしまいました。人生初のTOEICテストの点数は、440点。イギリスの大学院から求められている英語レベルは、TOEICに換算すると800点以上でその差は約400点。途方もなく大きな差に感じられました。

現地に行けばなんとかなるだろう。そんな甘い考えで、数十日後にはロンドンの地を踏んでいました。その時点で、イギリスの大学院からもらっていたのは、Conditional offer(条件付き合格)。正式合格のためには、6カ月以内にIELTS(International English Language Testing System)というテストでバンド6.5以上、もしくはTOEFLで600点以上を取る必要がありました。ある英語学習機関によると、IELTSバンド6.5はTOEIC820点から870点に相当するといわれています。

IELTSはReading、Writing、Listening、Speakingのすべての力を問われるテストで、3カ月に1回しか受けることができません。大学院入学までのチャンスはたった2回です。あと2回で水準に達しなければ大学院への入学は認められません。入学できなかった場合、会社を辞めた30代の男が数カ月間、イギリスで英語の勉強をしておめおめと日本に帰る、というみじめな事態になってしまいます。

私は思い切って、生活のパターンやそれまでの学習方法などを変えることにしました。そして3カ月間、試行錯誤で英語の学習に取り組んだ結果、最初に受けたIELTSで、なんと、いきなりバンド6.5に到達しました。さらに3カ月後の入学直前には、7.5(TOEIC970~990点レベル)にまで達することになります。

私は英語の専門家ではなく、メンタルコーチが本業なのですが、その分野から見ても理にかなうことがいくつもありました。新刊『人生を変える最強の英語習慣』でもそれに至る経緯を紹介していますが、この記事ではとくに効果的だと思ったシャドーイングのやり方についてお伝えできればと思います。

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