「就活生」と「採用担当者」はコインの裏表
「ムーギーさん、今回のコラムは、いつにも増して、不愉快です。情報のない、弱い立場の学生さんを二流扱いするコラム、冗談といっても、編集していて不快でした。こんなコラム書いているムーギーさんのほうが、100万倍、立派に二流ですよ。全面的に書き直してください」
これは、私の『最強の働き方』およびオンライン記事を担当する敏腕編集者・中里有吾氏による、私の前回記事(「就活」で即バレる!デキない人の7大共通点)の元原稿を読んだときの、一流の酷評である。
私のコラムはなぜだか炎上度合いが高く、コメント欄がつねに焦土と化すのが恒例となりつつある。「一流のグローバルエリートは、炎上など気にしてない」と思われがちだが、そんなことはない。私も人の子、「お前こそ二流だ!」と書かれるたびに、家に帰ってしくしく涙を流したのも、1度や2度ではない。
おまけに、私の最大の応援団であるはずの担当の編集者からも三下り半を突きつけられたからには、私は本格的に「恥ずかしすぎる二流」に転落しているのかもしれない。
しかし、前回の就活生に関する記事で、私の「東洋一の人気コラムニスト」としての輝かしいキャリアを終えるわけにはいかない。コインには裏と表があるのと同様、「二流の就活生」の裏には「二流の採用担当者」がつきものなのだ。
「頭のIQや学歴」と「優れた採用」ができるかどうかは関係ない。その会社の採用活動の実態を見るだけで、その会社の二流っぷりが恥ずかしいほどバレてしまうものである。
それでは、「採用活動」を見ただけでバレる、その会社の「本質的な二流っぷり」とは、どんなものなのか。早速、紹介しよう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら