新人が周りをドン引きさせる言葉ワースト3 言葉遣いが雑な人は「使えない」と見なされる
大手企業を中心に数十社に取ったアンケートでは「上司、部下、取引先との付き合いで腹が立ったこと」の第1位は「言葉遣いや敬語の誤り(40.5%)」。管理職のみを集計した結果では43.3%と、さらに割合が高くなりました。
つまりビジネスパーソンの約半数は相手の言葉遣いにイラついた経験があり、この基本スキルで損をしているのです。
顧客も取引先も黙って評価を下げていた
さらにこんなデータもあります。
「新人や部下が使う敬語や言葉遣いに誤りがあったらどうするか?」の質問に対し、「指摘する」と答えたのは76.7%。一方で「取引先や上司の敬語や言葉遣いが誤っていたらどうするか?」の質問に対し、「指摘する」と答えたのはわずか3.0%。
そして「指摘はせず評価を下げる」と答えたのが35.6%ですから、言葉遣いに難があるだけで取引先からの評価が下がるリスクを抱える、ということです。
この結果をどう見るべきでしょうか。
新入社員の方々には、ぜひ大きなチャンスととらえてほしいと思います。なぜなら言葉遣いは、性格や経験に関係なく少しだけ訓練すれば誰でも確実に身に付けられるものだからです。適切な言葉を出せるだけで、能力を低く見られたり信頼を失ったりするリスクを回避でき、出せない人には差をつけられるのです。
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