新人が周りをドン引きさせる言葉ワースト3 言葉遣いが雑な人は「使えない」と見なされる

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第2位の「はいはい」も同様で、自分の話を軽く受け流されている印象を受けるため、要注意。「なるほどですね」は「おっしゃるとおりです」「勉強になります」に、「はいはい」は「はい」「承知いたしました」に言い換えましょう。

あいづちは、単に間を埋めるためのつなぎではなく、「あなたの話をきちんと聞いていますよ」という重要なサインです。誠意を感じさせるあいづちは、あなたの印象を何倍も良くし、相手に心を開かせる鍵となるのです。

第1位の「私的には~」は、意見を求められたときに、とっさに出てしまいがちな言葉。もったいぶったり他人事だったりといった悪い印象を与えがちなので、気をつけるべきです。

コミュ力のベースは言葉遣いで決まる?

新人が直面する最初の課題は、上司や取引先との円滑なコミュニケーションです。

事実、東証一部上場企業を中心に構成される日本経済団体連合会が発表した「2016年度新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、採用選考で特に重視した点は「コミュニケーション能力(87.0%)」がダントツ。これは第2位の「主体性(63.8%)」を大きく引き離しているだけでなく、2004年度から13年連続トップという驚きの結果です。

これは多くの企業がコミュ力に欠けた社員に困っていることを示しています。逆を言うと、コミュ力さえあれば社会人生活をいい形でスタートできるというわけです。

では、コミュ力とはいったい何なのでしょうか。

相手の機嫌を敏感に察したり機転の利いたジョークで人を笑わせたりするのもコミュ力ですが、細やかさや瞬発力が必要。これは、もともとの性格や長年の経験など「すぐに変えるのが難しい部分」の影響が大きいでしょう。

もっと簡単にコミュ力が身につき、対人関係に自信のない人でも確実に上司や取引先から好印象を得る方法が1つだけあります。それが「言葉遣いを磨く」ことです。

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