オフィスで「手書き」を快適にする文房具3選 文房具の達人が「技アリ」アイテムを指南

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あとは、多すぎる消しカスにもやはり対応できない。漫画家さんのように職業的に大量の消しゴムかけをする人には便利かも……と思ったのだが、実際にプロに試してもらうと、一周分のシートがあっという間に埋まり大変なことになってしまった。これに関しては、もう少し大判ロールのプロ用を発売してもらえるようSEEDにお願いするほかないだろう。

シャボン玉やバラの花びらより軽い修正テープが話題に!

【その3】トンボ鉛筆の自信作「MONO AIR」は革命的な消し心地

最後に、文房具業界でちょっと話題になっているアイテムを紹介しよう。修正テープのトンボ鉛筆「MONO AIR」だ。

トンボ鉛筆 MONO AIR 実売価格270円

カートリッジ交換不可の使い切りタイプ。テープ幅は4.2ミリメートル、5ミリメートル、6ミリメートルの3種類で、テープ長は全て10メートル巻となっている。テープ幅は先端のヘッドの色で見分けられるので、自分が常用するテープ幅の色を覚えておくと買い間違えがない。

この修正テープ、驚くほど軽い力でテープを引けるということで大好評。なんせ、メーカーがパッケージに「驚くほど軽く消せる」と書いてしまっているほど。トンボ側も相当に自信がある商品だというのは見て取れる。

発売前のモニターキャンペーンでは「MONO AIRは○○より軽い消し心地!」というお題のコメントを募っていたが、当選したユーザーからは「シャボン玉より軽い」「バラの花びらより軽い」「子どもたちのジャンプより軽い」など、いろいろ趣向を凝らした(言いすぎじゃないか? というようなものも含む)軽さの表現が寄せられていた。

「おおっ」と声が出るほど滑らかな引き

それだけ軽い軽いといわれれば、文房具好きとしてはやはり気にはなるだろう。では、実際に使ってみるとどんな感じなのだろうか?

ヘッドカバーを外して引いてみると、まず感じるのがスタートの軽さだ。ヘッドを紙に当てて動かすと、実に滑らかにどこまでもスルスルスルとすべり出す感じ。この軽さには確かに驚かされる。

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