オフィスで「手書き」を快適にする文房具3選 文房具の達人が「技アリ」アイテムを指南

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裏面にはゲル状の粘着材。ほこりが付いても、水洗いして乾かせば元に戻る

使い始めは、裏面の粘着材から保護シートをめくって机の好きな場所にペタッと貼り付けるだけ。一度貼ってしまえば、ペンの抜き挿し動作ぐらいで剥がれることはないぐらいには安定する。

ぺんコッコ自体の直径は約40ミリメートル。専有面積が小さいので、どこでも気兼ねなく、自分の手が届きやすい位置に設置しよう。メモ帳の横やPCのモニタの前など、自分の用途に合わせて置けばいい。貼る場所を失敗しても軽くヒネリながら剥がせば簡単に取れる。粘着材を水洗いすれば貼り直しもOKだ。

さて、実際に使ってみると、このドーナツ穴のサイズがなかなか絶妙だ。太軸の多色ペンから極細軸シャープペンシルまで、だいたいの筆記具がスッと挿せてピタッと止まる(キャップ式はさすがに太すぎて入らない場合が多い)。

慣れてしまえば、目をつぶってでもちゃんと挿せる

フチ周りのなめらかな曲面にペン先を沿わせるようにして押し込むと、だいたい上手く先端が穴に収まるようになっているので、穴の小ささを不安に感じる必要はない。

で、一度挿してしまえばシリコンゴムの柔軟性もあって、かなりのホールド感を発揮してくれる。あまりグイッと挿し込みすぎると、抜く時に多少の引っかかりを感じることはあるが、使いづらさを感じるほどではないだろう。

無意識に手を伸ばしたところにいつものペンがあって、サッと抜いて書いて、スッと戻す。ペン立てをガシャガシャかき回して使いたいペンを探すのに比べると、1本だけしか入らない一輪挿しは、ペン立て問題の解決法としてなかなかスマートだと思う。

消しゴムから出る「消しカス問題」が終結!

【その2】ケシゴム屋さんが発案した「コロコロ」がすべてを解決

消しカスの顕微鏡写真。拡大すると、消しゴムが鉛筆の炭素汚れを包み込んでいるのがわかる

続いては、ありそうでなかった“消しカス”に関するユニークアイテムを紹介する。

ノートの誤字を消すのに消しゴムを使ったら、消しカスが出る。「おカネを使ったら、財布が空」「呼吸を止めたら、苦しい」ぐらいに当然な因果関係の一例である。細菌が繁殖してるとか老廃物が固まってるとか、そういう意味で不衛生なものではないのだが、それでも、消しカスはやっぱり見た目も汚い。

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