江戸前寿司はパッと食べるのが「粋」な理由

影響したのは、江戸という都市の成り立ちだ

高城剛のメルマガ、高城未来研究所「Future Report」からお届けします(写真:basil / PIXTA)

今週は、東京にいます。

先日、地下鉄に乗っていると、隣に座ってた女性から「ジャマイカ行ったこと、ありますか?」と、いきなり声をかけられました!!

「キングストンは危ないから、行くならネグリルがいいですよ」と思わず答えてしまいましたが、「いったい、なぜ僕にそんなことを聞くの?」と尋ねると、「なんとなく、ジャマイカ詳しそうだから」とのお答えだったんですが、その日は珍しくスーツだったんです……。

まあ、どこかで見たことある顔だと思ったのか、それとも真冬に日焼け顔でスーツ着ているからこそ、怪しさが増したのか、どちらかなのでしょう。

ついでに、近隣のキューバとトリニダードの見所についても、お教えしました。

本当においしい寿司はどこにある?

当記事はプレタポルテ(運営:夜間飛行)の提供記事です

さて、東京に戻ると、周囲の仕事仲間や友人たちが、嬉しいことに日本らしい美味しい店に誘ってくれます。

そのひとつが寿司でして、ご存知のように寿司屋はネタが味を大きく左右します。

近年は、熟成寿司も話題ですが、本来ネタがトビッキリであれば、変化球を使う必要性がありません。

熟成肉も同じで、素材が素晴らしいのにエイジングしてしまうと、本来の味を損ねてしまうのは当然で、熟成には熟成に適した肉があるものです。

では、美味しい魚とは、どこでどのように取引され、どの店に行けば、食することができるのでしょうか?

いうまでもなく、日本の場合はたとえ地方の寿司屋といえども築地魚市場が全国的なハブになっており、ローカルな素材以外の大半は、北海道から沖縄まで、築地から魚が送られているのが現状です。

次ページ限りある良い品を良い客にしか出さないから
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