「ポケモンGOには2段、3段ロケットがある」 なぜこれほどまでにポケモンは強いのか

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――配信から半年が経過し、早くも飽きたという声もある。

今はまだ、ロケットでいえば1段目にすぎない。2段目、3段目も準備している。ポケモンが世界で一番盛り上がっていたのは『赤』『緑』ではなく、次に発売した『金』『銀』(1999年)の時代。ポケモンGOでは『赤』『緑』以外のポケモンはほとんど出ていない。これから『金』『銀』のポケモンが出てくる上、遊び方もどんどん拡張していく。そうすればまだまだ盛り上げていけると思う(注:2月16日に『金』『銀』ポケモンの追加を正式に発表した)。

スイッチにはどんなソフトを出すのか

――3月には任天堂が最新ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売する。どんな印象を持っているか。

もう何年も前から開発について知っていて、紆余曲折についても見てきたので、私の中では「やっと発表した」という気持ち。今回から採用した振動による触覚再現機能(ハプティック)を、どう生かしていくかが重要なポイントになるだろう。

スイッチのコントローラには全部で20個近いボタン(方向ボタンやABXYボタン、LRボタンなど)が並んでいて、初めてゲームをする人にとってはハードルが高く感じるかもしれない。それに対して、ハプティックは直感的な表現ができる。たとえば、「敵を叩いてみたら硬かった。強い武器でもっと強くたたこう」といった表現ができるようになる。そういうことができるようになると、ゲームと人との関係が今より少し高次元になる可能性がある。

石原恒和(いしはら・つねかず)/1983年筑波大学大学院修了。1998年ポケモンセンター(現ポケモン)を設立し現職(撮影:梅谷秀司)

――ポケモンはスイッチとどう関わっていく?

これまで、ポケモンは完全な携帯ゲーム機向けとして開発してきた。家でのプレーからつなぎ目なく、外で友達とポケモンの交換やバトルをして遊べるのが携帯ゲームのよいところだ。一方、スイッチは「外に持ち出せる家庭用ゲーム機」ということで、携帯機とは少し性質が違う。画面が少し大きくて、スペックも高い。

そのため、ポケモンをスイッチへ出すとしたら、これまで通りのやり方ではいけない。私たちはポケモン本編以外にも、格闘ゲームの『ポッ拳』やダンジョンRPGの『不思議のダンジョン』などの派生タイトルを作っている。それらの中で、スイッチに適合しやすいものから順番に対応していこうと考えている。申し訳ないが、今の時点では「今度これが出ます」と言えない状況だ。

渡辺 拓未 東洋経済 記者

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わたなべ たくみ / Takumi Watanabe

1991年生まれ、2010年京都大学経済学部入学。2014年に東洋経済新報社へ入社。2016年4月から証券部で投資雑誌『四季報プロ500』の編集に。精密機械・電子部品担当を経て、現在はゲーム業界を担当。

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