(第5回)打席に立ち続けるセルフリード思考術

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内田隆

 前回は、成功する前提としてチャンスに数多く出合うためには、打席に立ち続けなければいけないこと、セルフリーダーシート(詳細は第3回)に書いたことを揺らぐことなく守り、一流と言われる前から一流に振舞うことで成功することができることをイチローを例に紹介しました。

 今回は、具体的に、打席に立ち続けるためのセルフリード思考術についてお話します。

 チャンスに数多く出合うためには、ふとしたことでもチャンスと思える思考力が必要です。ヒット商品を産む人ならばそれを感性と表現するかもしれません。営業なら数多くの飛び込み営業だと教えるかもしれません。ベンチャーキャピタリストならば数多くのビジネスプランに出合うことと言うかもしれません。
 同じものを見ていても何か閃く・新しいアイデアが浮かぶチャンスと思えるかどうか、疲れたけどあともう一件営業に廻ろうと思えるかどうか…、同じものを違う人が見れば違うように感じると言いますが、その違いからくる成功力の差は「これは自分にとってチャンスだと思えるかどうか」の思考力の差だと思います。

 例として、自分が出席した(ビジネス上の)パーティにTVにも出ている有名社長が出席していました。あなたならどうしますか?

タイプN 「あんな凄い人に話しかけるなんて恐れ多い・場違いだ」「自分なんかが話しかけて相手にされなかったらどうしよう」「自分なんかが話しかけたって何かが起こるわけじゃない」と考える。結果、社長には話しかけられない。

タイプP 「滅多に出会えない人だ。何か素敵なことが起こるに違いない」「一生に一度会えるか分からない人なのだから、思い切って話しかけてみよう」「彼と話すことで彼の経営者としての成功理由など少しわかるかもしれない」と考える。結果、社長と話して良い印象を残せる。

 いま読者の皆さんは考えて答えました。ですが普段は無意識のうちにどちらかの思考を選択しているはずです。

 チャンスなのにその機会に飛び込めない人が持つ思考と、チャレンジだとしても機会を追い求められる成功思考との違いは下記の通りです。

失敗思考 vs 成功思考
  チャンスロス(失敗)思考(タイプN) チャンス(成功)思考(タイプP)
基本戦略
キーワード
責任
変えたいもの
行動様式
時間間隔
成功の打数
失敗
努力・モチベーション
自信
評価比較
答え
(無意識)言い訳思考
出来ない/難しい/忙しい
自分の外側/他責
他人・関係部門
受身
遅い
少ない/一発狙いで三振
気にする/引きずる/悩む
低い/あっても一時的
時々なくす
他人と比較
どこからやって来るもの
自然な前向き思考
遣り甲斐/チャンス/充実
自分の中/自責
自分
主体的・自主的
素早い
非常に多い/多数のヒット
上手くいかない方法を発見
持続的成長
揺るがない
自分自身と比較
セルフリードし構築するもの

 チャンスを活かせないタイプNの人たちは、セルフ思考改革を強く意識しなければ、チャンスを活かせる行動へと結びつきません。

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