2017年の仕事運に効く「ビジネスお守り」6選 SDカードに仏の画像、データ漏洩防止守りも
■その3:虚空蔵 法輪寺 電電宮「マイクロSD御守」
京都の嵐山にある法輪寺には、電力、電機、電波、電子各業、放送業界のお歴々が参拝する「電電宮」がある。こうした業界の発展と安全を祈願するために建てられたお宮。
毎年5月23日の「電電宮大祭り」には、各業界関係者が続々と参拝に訪れるそうだ。
ここで授与されるのは「マイクロSD御守」。SDカードの中にはご本尊である虚空蔵菩薩の画像データまで入っているというから驚きだ。IT時代には、仏の在り方も変わるのである。
よい情報とご縁がありますように…「情報通信守」
■その4:麻賀多神社「情報通信守」
千葉県佐倉市にある麻賀多神社は、良い縁を結び、悪しき諸事とは縁切りする御神徳があるとされる。
情報社会の現代において、よい情報と結ばれるようにとご祈願されているのが、このシールタイプの「情報通信守」。昨今は、各人の持つ情報機器が複数台あることに配慮し、2枚入りになったという。細かい心遣いがうれしい。
■その5:天龍寺「目が出る達磨」
「今年こそ、芽が出ますように」と願いを託すなら、こんなお守りがおすすめ。京都の嵐山にある世界遺産の禅刹、天龍寺。足利尊氏を開基とし、後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339年)に創建された。
ここで扱っているのが、「目が出る達磨」。傾けると目が飛び出てくるのが特徴で、さらに頭をのぞけば「雲龍図」が見えるという仕様だ。新しいプロジェクトが大きく育つよう、あるいは自分自身の成長を約束するお守りとして、身につけてみてはどうだろうか。
■その6:池上實相寺「OMAMO」
最後は、今回お話を伺った酒井副住職が手掛けているオーダーメイドのお守「OMAMO」を紹介しよう。
このお守りは、2種類の和柄を組み合わせることで、個々人の願いに合った意味をもたせるというもの。一人一人の悩みを聞いた上で、酒井副住職が柄を選び、ひとつひとつご祈祷をしてくれる。
たとえば、とんぼなら「勝ち虫」という意味があり、矢絣はまっすぐに飛んでいくということから、とんぼと矢絣の組み合わせは「○○を勝ち取りたい」という願いによいとされる。その他、約50種類の和柄と色を組み合わせて、世界に1つしかないお守りを作ってくれる。
私も、ためしに1つオーダーしてみた。大きな目標に向かって自信を持って邁進していくことができるように、まっすぐ飛び立つ「矢絣」と、文章を書く仕事が上手くいくよう、技芸上達の縁起柄である「市村格子」が組み合わせられたOMAMOが届いた。
酒井副住職は言う。「お守りは、神仏と自分自身との約束でもありますが、私たち僧侶ができることは皆様の願いを神仏にお繋ぎすることです。しっかりとご祈祷をし、皆様の努力が見守られるよう祈願して、お渡しさせていただきます」。
お守りは願いを叶えてくれる魔法の道具ではない。しかし、願いを叶える自分でいられるように、いつもそばで守ってくれる存在なのである。
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