初詣の着物、今さら聞けない「基本中の基本」

女性も男性も「何でも良い」ワケではない

購入派でも古着派の人もいますが、この場合は寸法が合っている、シミがないか、生地が弱っていないかなどを見極めることが大切です。 

レンタル派の場合、価格は業者にもよりますが、振袖は数万円〜30万円前後の価格が多く色柄も豊富に揃っています。他の留袖や色留め、訪問着などの着物は3万円前後から一式借りられます。最近はネットでレンタルというのも増えてきているので着物を持っていない人でも気軽にきられるようになりました。

母親やお祖母様から受け継いで着るというのもおすすめです。母親の振袖をママ振りと言い、成人式にママ振を着る人も増えてきました。

着物は何代も受け継がれるもので、母から娘へ、またその孫へと受け継ぐものです。着た後のお手入れをしておけば、何十年でも大切に着ることができます。お手入れを怠ってしまうとシミが浮き出てきたり、カビの原因になりますので、カビ臭い着物にしないための最低限のお手入れは必要です。

着物を受け継ぐのは伝統、家を受け継ぐのと同じこと

受け継ぐ着物は女性の着物に限ったことではありません。男性の着物も受け継いでいく着物です。お父様やお祖父様が着ていた着物を受け継ぐというのは、伝統を受け継ぐ、家を継ぐと同じことになります。

注意は、寸法が合っているかどうかということです。昔の人は背が低いことが多いので、若い人が着ると寸法が足りないということもよくあります。着物の袖から長襦袢が見えてしまったり、丈が短かったりすることはみっともないことなのです。

男性で、父親から譲ってもらったと言って小さな寸法の着物を着ている人を見かけます。丈はすね毛まで見えるくらいに短く、腕たっぷりと見えてしまうような小さくて短い着物では子供の着物を大人が着ているようです。洋服でサイズが大切なように、着物でもサイズは重要です。洋服ほどサイズは厳密ではありませんが、自分にあった寸法が大切です。

着物は寸法直しをして着る人の体型に合わせて縫い直すことができるのです。だから受け継いでいけるのです。

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