いまは整備されたコースで、より「公平さ」を求めるために、ボールに触れる機会が増えているのが、思い込みの遠因かもしれない。元々は「あるがまま」が公平とされたことを、もう一度考えてみる機会になったと思う。
ちょっとした不注意、勘違いが重大な結果をもたらすことは、ビジネスでもよくある話だろう。ルールを知らなかったばかりに損をする、うまく使って得をする。
経験を重ねることの大切さ
審判が自分というゴルフは、プロでさえこうした経験を積むことになる。上原も松森も2度と同じことはしないだろう。プライベートのゴルフでそこまで厳密にやる必要はないし、規則を全部知ってからゴルフをする必要もないと思う。
ただ、やりながら覚えていく、こうした「自分で判定する」「自分に課す」という経験をゴルフでやっておくことは、ビジネスにも、日常生活にも無駄にはならない。
「ゴルフは人生の縮図」といわれることがあるが、それは「あるがままに」ということからきているのかもしれない。困ったときに「救済」を受けられたときは正直、ホッとする。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら