保険の「建て前」に人はこうしてだまされる

「誰から買うか」をもっと考慮するべきだ

後悔しないために、保険商品を「誰から買うか」は重要です(写真:kou / PIXTA)

たくさんの保険商品をさんざん比較検討して、信頼できる営業担当者にも巡り合い、最高だと思える保険に加入できた――。そんな幸運な人も世の中にはいるでしょう。

ただ大半の人はそこまではいかず「ちょっと不満があるけど、なんとなく加入したまま」ということも多いのではないでしょうか。

そのちょっとした不満はなかなかなくならないでしょう。なぜなら、その不満をうまくフォローし、解決してくれる人には、めったに出会えないからです。

すべての人・店がそうだとは言いませんが、保険の売り手(セールスマン/セールスレディ・代理店)にとって、顧客が保険へ加入したこと、つまり「売ること」がゴールであるケースが少なくありません。加入者にとって最も重要である加入後のフォローやケアはというと、残念ながら、なかなか行われないのが実態です。

後々「しまった!」とならないようにするには、買い手の側がもっと賢くなるしかありません。

そこで重要になるのが「誰から買うか」という点です。今回の記事では、その見極め方について、筆者が保険会社などで働いてきた経験などから、業界の裏事情も踏まえて、ご紹介していきたいと思います。

「誰から買うか」が大問題

あなたは保険にどのようにして加入しましたか? 今はインターネット保険もありますが、保険会社の営業担当者(セールスマン/セールスレディ)を通じて加入する人がまだまだ大多数です。その場合、やはり重要になるのは、信頼できる営業担当者かどうか見極めること。十分な知識やFPなどの資格を持ち、加入者目線で保険を提案してくれる人を選ぶという意識が重要です。

しかし、知り合いから営業担当者を紹介される場合などを除くと、資料を持ってきたり、説明にやってくる担当者は基本的には自分では選べません。どういう担当者に当たるかは運次第というところがあるのです。

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。