企業内や在宅、医師は病院外でも高給取り! こんなところにも稼げる医者はいるんです

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第一線を退いても週4で1000万稼げる働き方?

④介護老人保健施設(老健)の施設長

<どんな仕事か?>

介護保険が適用され、介護が必要な方に対して、在宅復帰を目的として必要なリハビリなどを行うのが「老健(ろうけん)」と一般的に呼ばれる施設ですが、そこで入所者の健康管理を行う医師のことを言います。

老健では規模に応じて医師が常駐することが義務づけられています。一般的に1施設に常勤1名の医師がおり、そのほとんどが施設長ということになります。高齢者が中心で病気はもっていたとしても容態は安定している方がほとんどなので、仕事はそれほど忙しくないですが、ほかに常勤医師がいないので、医師として作らなければならない書類仕事が意外に多いようです。

どれくらい稼げるか?>

給与はどの施設でもほぼ一定した額で、週4日勤務で1000万円程度、週5日勤務で1200万円程度となります。

<どんな人がなるか?>

ベテランで病院での第一線の勤務から退いたような先生がなることが多いです。70歳を越えた先生も結構います。

<お仕事豆知識>

高齢の先生に合った仕事ですが、常勤での勤務が必須となるので、急に体調が悪くなられたりすると、代わりの先生を見つけるのに施設側がかなり苦労をされたりします。

⑤ 保険会社の査定医

<どんな仕事か?>

大手の生命保険会社でよく募集している職種です。「社医」とも言います。仕事の内容は、保険の契約希望者に対してする診査がメインとなりますが、主な業務として

・生命保険の引き受け時のリスク測定(診査)

・医的リスクの大きさを判断する(引き受け査定)

・公平かつ適正に保険金・給付金を支払う診査(支払い査定)

があります。診査については医師自らが申込者の健康状態を見て入会を許可できるかどうかの判断をする役割となりますが、引き受け査定や支払い査定については、査定をする担当者に対して医師の立場から、その妥当性をアドバイスするという業務になります。

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