ワタミ株主総会、離職率や残業時間にも言及 渡邉会長の参院選出馬受けお土産は廃止
例年、株主からの質問は居酒屋店舗へのクレームや渡邉氏への応援メッセージばかりになりがちだが、今年は総会の招集通知にお土産廃止の記載がなかったため、「お土産廃止」への不満の声が相次いだ。
また、「会場に立っているワタミ社員はメタボが目立つ。ワタミの食事をとると太るのか」という質問が上がるなど、厳しめの展開となった。
「会長や社長の子どもも働いている」と反論
株主からは、“ブラック企業”と言われていることに関する質問も出た。桑原社長は「ワタミは社員を家族だと思っている。決して、若い人たちの労働力を使い捨ててよいと考えている会社ではない。一人ひとりの社員が夢や目標を持って、叶えるために頑張って行く。その中で“ありがとう”を集めて、人として成長していくことを応援していく会社だ」とコメント。
そのうえで、「私たちは全員が会社に誇りを持っている。私事ではあるが、私の子どもはワタミにおり、居酒屋の店長をやっている。渡邉の長男もワタミにいる。店で一生懸命、頑張ってやっている」(桑原社長)と、自分の子どもや親族を入れられる会社だということを強調した。
なお、株主からの質問や意見で渡邉氏の参院選出馬に反対する意見はなく、「期待している」といった意見を述べる株主が数人出たにとどまった。
※記事初出時から、2ページ中段の一部を訂正しております。
(誤)業界平均の45時間以上を下回って・・・
(正)同社が締結した36協定で定めた上限45時間を下回って・・・
以上、お詫びして訂正いたします。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら