あなたのクールビズ、女性はココを見ている 陥りがちな「勘違いクールビズ」とは?

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男性上司C「僕はね、かなりクールビズを意識していて、それなりにシャツもズボンも考えているんだけど、何かこう女性部下の視線が痛くてね。気のせいならいいんだけど……。太田さん、お手柔らかにお願いしますね」

「女性部下の視線が痛い?」。そうなんです。たしかに一見、ノーネクタイでもパリッとして見えるボタンダウンシャツに、ズボンはチノパンという、誰がコーディネートしてもすっきりと清潔にみえるお手本みたいなファッションなのですが、女性部下はシャツとパンツのコーディネートだけを見ているのではないのですよ。

まずベルトです。このいわゆる「おじさんブランド」ロゴがレリーフになっているバックルはいただけません。しかもどこでも自由に留められるようにピンのないタイプのもの。これをダサいと言わず何をダサいと言いましょう。クールビズでは、スーツのときにはそれほど気にならないベルトのデザインなども目立ちます。厳重な注意が必要です。さらにこの方、ベルトは黒なのに、靴は茶色。本来はベルトと靴の素材は合わせるべきなのですが、せめて色くらいは同じにしていただきたいと思います。ちなみに最近ではベルトと時計のベルトを合わせる上級コーディネートもあるそうです。

無理に若作りをしない

男性上司C「そこまで見られているとは思わなかったな。じゃベルトをもっと若い感じにして……」

それ、減点発言です。ブランドロゴのバックルも厳しいですが、若者がジーパンにしているような太いベルトはもっとNGです。もちろん鋲がついていたり穴が2列にたくさん空いているようなベルトは、笑いを誘えますがいただけません。

それともうひとつ、最大のNGポイントは、ズボンの履き方が驚くほどハイウエストになっているということです。お店で丈を合わせてもらったはずなのに、なぜかハイウエストで履いてしまうため、股下もぱっつぱつ。靴下も見えちゃってる。本人は気づいていないことも多いのですが、周囲にはかなりみっともなく映ります。また靴についても「味があるのとボロボロなのは違う」「いい腕時計買う余裕があるなら、もっといい靴買ってよ!」という意見があったことも付け加えておきたいと思います。気をつけてくださいね。

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