(第1回)コンバージェンスとは

また、主要なセクターの東証の登録件数をこの3年間の増加率で見ても(図1)、情報・通信業はベスト3にランクインし、増加数もサービス業に次いで第二位で、新規の株式上場が盛んであることがわかります。

さらに、2001年からの会社四季報の【特色】や記事などを「融合」というキーワードで検索すると、2001年にはわずか4件のTMT関連企業がヒットしただけでしたが、2006年2集・春号では企業数が2005年秋号と比較し2倍に増えています(図2)。

つまり、「融合」という言葉は、以前から存在しているのですが、ここにきてその言葉がTMT業界で注目されるようになったと思われます。また、2004年と2005年には、業界最大手のNTTに関する会社四季報の解説記事に「融合」がヒットするので、2004年に融合への関心が始まったといえるかもしれません。なお、2001年から2006年まで「融合」が解説記事などにヒットしたTMT企業はのべ31社でした。
同様に、コンバージェンスにおいて重要な要素である「コンテンツ」をキーワード検索すると、2001年には51件がヒット、2002年からは、ほぼ直線的に増加、2006年には100近い企業に達しました。2001年から比較すると実に2倍以上です(図3)。上場企業の中にコンテンツに関わる企業が増えただけでなく、コンテンツの重要性が注目されるようになってきたといえると思います。

※1 バリューチェーン
企業が提供する製品やサービスは、原材料から最終商品に至るまでの過程で、関連する企業がそれぞれに価値を連鎖的に創造する考え方のこと。
※2 トリプルプレイ
1本の回線で、インターネット接続、IP電話、映像配信の3つのサービスを提供すること。
※3 ワンセグ放送
地上デジタル放送のサービスのひとつで、携帯電話・移動体端末でも安定してテレビ放送を受信できるよう設計されたサービス。地上デジタル放送では6MHzの放送波を13個の帯域に分割。分割した各帯域をセグメントと呼び、「ワンセグ」はこの1セグメントを使った放送サービスのこと。

 

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